ポスドクから民間企業への転職活動の記録:博士の就職・ポスドクの転職(ポスドク就活ライフ)
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参考までに。 私の転職活動はこんな感じでした。 ※ポスドク辞めて5年経った今現在記録の残っているものを確認しました。 実際はもっと応募してます (書類をコピーして使い回したり逆に手書きだったりして応募したのは記録が残ってないので)。



    転職活動開始前



  • 【1996:M1-M2】
    初の公募参戦。 学振DC1に応募するも、落選。 少し前の学年では大半の院生が学振DCを取っていたが、 我々のころからはそうもいかず。 大規模プロジェクトに絡んでいたり、最強研究室に属していたりとか、 D1の4月までに無理矢理にでも何かしらの論文一つ書いているといいとか言われていたけど、 ここで取れると取れないとでは先々どんどん差が開くし厳しいよね。 最初の関門だけど、この段階で優劣付けるのも問題ありますねぇ。
  • 【1997:M2-D1】
    学振DC2に落選。同上。
  • 【1998:D1-D2】
    国立天文台で教務補佐員をした。
  • 【1999:D2-D3】
    ポスドクと助手を11個応募。
  • 【2000:D3-PD1】
    ポスドクと助手を8つ応募。 応募先のポスドクに採用していただき就職。 任期1年の、業績により1年更新可能。 社会保険な厚生年金はもちろんなし。健康保険も国民年金も納め始めたが、 単身世帯の保険料がこんなに高いとは思わなかった。 住民票を移さず親元に寄生する人もいるわけだわ。 就職決定後は、応募したものを取り下げ。 週29時間勤務だったかな(保険と年金を付けないためだろうけど)。 だけど実質常勤で24時間365日研究してたなど。
  • 【2001:PD1-PD2】
    ポスドクに2つ応募し、2つめのに採用されたため、異動。 待遇はほぼ同じ。 10月に採用されたため、その他の応募はせず。 任期途中の異動で、いろいろと嫌がらせを受けた。
  • 【2002:PD2-PD3】
    ポスドク、助手、任期無の研究員等に7つ応募。最終面接も行ったが、不採用。 このうち学振PDに採用された。それに伴い、異動。
  • 【2003:PD3-PD4】
    助手に2つ応募。 学振期間中は、機関研究員時代にも増して なぜか膨大な雑用を無限に押し付けられたのと、 非常勤講師の準備が立て込んで異常に忙しく、研究が滞ってしまった。
  • 【2004:PD4-PD5】
    助教授、助手、講師等に6つ応募。最終面接も行ったが、不採用。
  • 【2005, 2006:PD5-6】
    無茶苦茶たくさん応募したし、いくつかには面接もしたが、不採用。 天文系の学芸員の最終面接にも残らせていただいたが、面接対策が完全に不足してたな。 ポスドクにもたくさん応募し、いくつかからは声をかけていただいたが、 既に精神的に限界を超えてしまったこともあり、ポスドク生活は終わらせることにした。 査読論文14本書いたけど、少なかったかな。 非査読論文と収録他は100位は書いていると思うな。



  • いよいよ転職活動を開始



  • 【2004冬:PD5】
    ポスドク最終年度が始まる数ヶ月前: ネットで情報収集と就職活動を開始。 この時点では、保険のつもり。
  • と同時に、それまで応募してこなかった、 小さめの地方大学、小さめにの私立大学(天文や物理・地学系なんてないところが多いです)、 専門外の公募(理科・数学教育とかコンピュータとか、数学、工学系の専門外の分野、 他には就職支援室とか)、 博物館、高専、などにも応募開始(・・・この判断は遅すぎたかな。きっと新卒の方が強いよね)。
  • もちろん国内助手・ポスドクへの応募、海外ポスドクの情報収集は継続。
  • 【2005春:PD6】
    春頃から、毎週のようにネットで就活サイトの応募書類を更新。
  • 【2005夏:PD6】
    夏頃、面談や応募などの活動を開始。
  • 天文学会の公募欄に出ていた企業へ初応募した。 応募して即最終面接に進んだが、不採用。 明日から来れるみたいなことを聞かれたが、 正直なところ研究活動はできるだけ進めたいと答えてしまった。 企業への初応募で分からないことだらけだったが、この経験は次回の役に立った。
  • それと、博物館学芸員の最終面接なども受けた。 これは筆記試験を経て最終選考に進んだのだが、も不採用だった。 面接対策は全くしていなかったうえ、 この頃まだ研究を止める決断が全くできていなかった気持ちの問題が敗因か。
  • 【2005秋:PD6】
    秋〜冬にかけて、企業の転職セミナー・面談に少しずつ参加。 やはり、なぜ今の時点で研究を辞めるのか、企業で何ができるのか、 ということをどこに行っても聞かれた。
  • と同時に、大学の就職セミナー等に少しずつ参加。 学部生・院生向けの就職セミナーにも参加させてもらった。 ポスドクでも事情を話せば参加させてもらえるものだ。 何にも情報がない状態なので、こういうのはありがたい。
  • 【2005冬:PD6】
    冬から春にかけて、企業のセミナー、面談、応募、面接など、積極的に参加し出した。
  • 【2006春:PD6】
    3月15日頃、応募、面接、最終面接、内定とあっと言う間に進んでいった。
  • そして月末に駆け込みで引越し。大学の後期試験の合格発表もとっくに過ぎてて、 いい部屋はあまり残ってなかった。そのためやや高い、けど都心の部屋に移った。 この時期になって次のポスドクの口はいくつか見つかるが・・・。 気持ちは既に完全に折れてしまい、お断りすることに。
  • いったん京都に戻り学会に参加。そのまま東京へ移動。
  • 4月1日入社。1日、2日と土日だったため、月曜から出勤。 結局自由になったのは土日の2日間しかなかったなぁ。



  • 転職活動完了




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