中国、外国人ポスドクを積極誘致へ
新華社ニュース 11月29日(月)15時39分配信

【新華社北京11月29日=趙超】 中国は大学、公的研究機関等で研究する外国籍のポストドクターの誘致を強化する。28日に開かれた「全国ポストドクター工作会議及びポストドクター制度25周年記念座談会」で明らかになった。

 米大学連合会の会員学校にはここ数年、平均300人の海外籍ポスドクが在籍し、ポスドク全体の65%を占める。欧州でも研究チームの約40が外国人で、50%以上のポスドクが海外勤務経験を持っている。それに対して中国のポスドク数の外国人比率は1%未満だ。

 尹蔚民・人的資源社会保障相は、ポスドクは先進国の人材を誘致する主要な手段であり、中国は世界科学技術人材の競争に積極的に参与し、留学生が帰国してポスドクを受けるよう努力すると述べた。

 今後、外国人ポスドクの支援を検討し、研究チームにおける留学経験のある外国人ポスドク数を増やす方針という。

(編集翻訳 崔蓮花/編集翻訳 松尾亜美)